未来へ続く健康人生を考えた 「口腔機能向上治療」
体の健康は歯の健康から 本気で歯に向き合う方に 本気の治療を
現在のお口のストレスを解決したい
- しっかり噛めない、歯ぎしりがひどい
- アゴが痛い、アゴの関節が鳴る、口が開きにくい
- 歯科治療後の不調
これからの健康を考えたい
- これからも歯の健康を保ちたい
- 少しでも多く歯を残したい
- 何歳になっても自分の歯でおいしく食べたい
歯を健康に保つことは、生活を豊かにすること
お口のトラブルは万病のもと
虫歯や歯周病などの口腔内のトラブルを「歯が痛いだけ」「口臭が気になるだけ」だと思っていませんか?
実は、虫歯菌や歯周病菌は、心臓病や脳溢血、腎臓病などの病気のリスクと関係があることが近年明らかにされています。それらの菌が血管内に侵入・血流に乗ることで心血管の病気、気管から肺へいけば肺炎などの病気が発症しやすくなります。他にも糖尿病や骨粗しょう症とも関係していると言われています。
また、歯のかみ合わせも重要です。かぶせ物の高さが合っていない等によるかみ合わせ不良によるストレスも、身体の様々な症状に影響を及ぼします。自律神経の乱れ、アゴが痛い、口が開きにくい、偏頭痛、口・頬のこり、肩こり、手足のしびれ、めまい、耳鳴り、吐き気など。
お口のストレス・トラブルは万病のもとと言えるのです。
歯周病を取り巻く様々な病気
![歯周病から様々な病気へ](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/graph-aound.png)
年齢とともに失われていく歯
![厚生労働省「2016年歯科疾患実態調査」より](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/graph-lost.png)
この図は、年齢階級別にみた1人平均現在歯数の調査結果です。
若いうちはほとんど歯が揃っているものの、50代半ばを境にどんどん歯が失われていっているのが分かります。70代後半になると、自分の歯を半分しか持っていない人が少なくありません。
今は大丈夫だと思っていても、5年先、10年先も同じとは限りません。知らないうちに進行していた虫歯や歯周病のせいで、ある日突然歯を失ってしまう…
そんな可能性がないとは言えないのです。
歯を失ってから後悔するような事態にならないためにも、定期的な歯の検診・治療はとても大切です。
※出展:厚生労働省e-ヘルスネット「歯の喪失の実態」より
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-001.html
歯を失うことは、健康とお金を失うこと
「健康」と「お金」
この2つは将来設計をする上では絶対に欠かせない要素です。
歯を失うことによって、この2つに様々な良くない影響が及んでしまいます。
【歯と健康の関係】 歯の本数が少ないと病気・ケガのリスクが高まり、 寿命が短くなる
歯科医師会が65歳以上の日本人に行った調査では、「残った歯の数が少ない人ほど寿命が短くなる」というデータが出ています。歯が20本以上残っている人に比べ、そうでない人は死亡率・認知症の発症リスク・要介護認定を受ける割合が高くなります。
また、歯を失うとかみ合わせが悪くなり、咀嚼機能や嚥下機能の低下による食事の不自由により栄養が十分取れず、筋力低下を招き、転倒リスクも向上してしまいます。
※出展:日本歯科医師会「健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015」より
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2015/004283.php
【歯とお金の関係】 歯の本数が多くかみ合わせが良好だと、 医療費が低くなる
オーラルケア製品等で知られるサンスターの調査では、「歯の本数が多く、かみ合わせが良いほど医療費が低い」という分析をしています。歯の本数が多い方が医療費が低い傾向にあるだけでなく、歯のかみ合わせの良い方が医療費が低いというデータが出ています。
![](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/graph-sunstar.jpg)
※図のAは噛み合わせの領域が良好な場合、B型は噛み合わせの領域が一部欠損している場合を表しています。
※出展:サンスターグループより
https://www.sunstar.com/jp/newsroom/news/20210708/
これらの調査データから、
「加齢ともに歯の本数が少なくなるにつれて、
歯のことだけでなく別の病気の医療費も増えていってしまうのでは……」
というストーリーを想像された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯を失うことは、食事の楽しみを失うだけでなく、
未来の健康とお金を失うことでもあります。
まだ歯を失っていない方も、既に失ってしまった方も、
ご自身の未来の姿を想像しながら今一度
「歯と向き合うこと」を考えてみてください。
当院の考える総合的・持続的な治療 口腔機能向上治療
歯が痛くなれば虫歯治療、歯茎が腫れれば歯周病治療、歯が抜ければ入れ歯・インプラント治療。
歯科医院を利用する方の多くがこのように認識し、来院されていると思います。
それ自体は間違いではありません。
しかし、「痛みがなくなれば治療は終わり」と思っているのであれば、
それは改めなければなりません。
なぜなら、歯・歯茎・顎などの口腔内の要素はお互いが関係し合っており、
「歯が痛い」という症状1つをとっても、歯だけでなく顎の動きや噛み合わせなど、
複数の要因が絡みあって「痛み」という症状を起こしているからです。
例えば、虫歯治療として歯を削りそこにかぶせ物をしてもらった人がいるとします。
その人は歯の痛みがなくなったことに安心していましたが、
かぶせ物によって歯の高さが微妙に変わり噛み合わせがズレてしまい、
今度は別の歯が痛み始めてしまいました。
その人は再び歯科医院を訪れ、
また治療をしてもらわなければならなくなりました……。
![かい歯科 院内の様子](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/concept-img1.jpg)
せっかく歯を治療してもらっても、
口腔内全体のバランスが乱れてしまっては問題が発生してしまいます。
これで治ったと思っても、また虫歯が再発したり今度は別の症状で苦しんだりして、
再び治療を受ける必要がでてくることでしょう。
せっかく治療してもまた別の問題が起こり、その都度治療を受ける。
根本的な原因・全体的な視点をもった治療を受けなければ、
いつまでたってもその繰り返しになってしまいます。
それは果たして「良い治療」と言えるでしょうか?
![治療の様子](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/concept-img2.jpg)
![治療の様子](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/concept-img3.jpg)
翔己会では、局所的な問題の解決ではなく、
口腔内全体のバランスを考慮に入れて治療を行っています。
先ほど例に挙げた虫歯治療でも、単に削ってかぶせ物をするだけでなく、
かぶせた後に噛み合わせがズレてしまわないようかぶせ物の高さや形を細かく調整し、装着します。
歯科医院に訪れる患者様にとって、真のゴールは歯の治療ではありません。
「よく噛めるようになったから、ご飯が美味しく感じる」だったり、
「歯並びが綺麗になったから、人前で笑うのが楽しくなった」だったり、
治療を終えた先に続く、より良い生活を送ることが患者様にとってのゴールです。
翔己会はそれをサポートするために、総合的かつ持続的な治療
「口腔機能向上治療」を行っています。
治療の3本柱
翔己会では、次の3つの柱を治療の礎としています。
![歯周環境の確認](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/tree-img1.jpg)
歯周環境
主に歯と歯茎の状態を見ていきます。特に歯茎は歯周環境の土台となる部分です。歯茎が炎症を起こし弱っていれば、口臭の原因になったり、そこに埋まっている歯もグラついたり、口腔内全体の環境が悪化してしまいます。
土台が不安定な状態では、噛み合わせの改善やインプラントなどの治療を行っても意味がありません。まずは基礎となる土台がしっかりしているか、問題がある場合は改善治療を行います。
関連する治療:歯周病治療![咬合調整](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/tree-img2.jpg)
咬合調整
かみ合わせの状態を見ていきます。かみ合わせの良し悪しは、歯並びや詰め物・かぶせ物、加齢の歯のすり減りなどに影響を受けます。かみ合わせが悪いと一部の歯に大きな負担がかかり、それが長年継続することによって、ある年齢に達した時に歯がダメになってしまいます。
日々しっかり歯磨きをして歯をケアしているつもりでも、かみ合わせが悪ければ、歯を守れない場合もあるのです。その場限りでなくより長く歯の健康を保つために、問題がある場合は改善治療を行います。
関連する治療:かみ合わせ![補綴設計](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/tree-img3.jpg)
補綴設計
人工歯を入れることによる、かみ合わせや歯並びとの関係性を見ています。(虫歯やインプラント治療で行うかぶせ物などの人工歯のことを補綴と言います。)
かみ合わせに影響がないように補綴の作製を調整したり、逆に補綴によって歯の高さを調整し、かみ合わせを改善したりします。当院常駐の歯科技工士が歯科医師と連携し、実際に患者様の口内を確認しながら患者様1人1人に合った人工歯を作製いたします。
関連する治療:インプラントこの3本柱を1つ1つ独立して扱うのではなく
総合的なバランスを見て治療することで、
5年後、10年後、さらにその先まで続く
お口の健康をもたらすことを目的としたのが
口腔機能向上治療です。
翔己会では
「多角的な精密検査」
×
「個人に合わせた計画治療」
で
患者様の口腔内全体の機能・環境を改善いたします。
多角的な精密検査による分析
今のお口の状態を知る(見える化する)
口腔機能回復治療では、より根本的な原因にアプローチするため、
様々な機器を用いて多角的な検査・分析を行っています。
ヒアリング
現在感じている口腔内の違和感や不満、癖などをヒアリングします。
現在の口腔ストレスや治療に対するご希望など、しっかりとお聞かせ下さい。
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口腔内写真
現在の口腔内の状態を写真に撮り、それぞれの歯、口腔内全体のバランスとかみ合わせ、歯茎の状態等を確認します。
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X-ray
レントゲンで、虫歯の進行状態、歯の根の状況、歯周病の進行状態、骨の状況などを確認します。
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CBCT
骨の状態、根尖病巣の広がり、埋伏歯の位置確認などを、3DCTで撮影した三次元の立体画像を通して、精密に確認します。
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スタディモデル
治療前の歯型の模型。等倍で立体的に口腔内の状況を把握し、歯牙の状態(咬耗、破折、楔状欠損等)咬合の状態、欠損部位とその状態、歯列状態等を確認します。
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歯周検査
歯周検査では、歯周ポケットの深さ、歯を支える骨の状態、歯周病の原因となる歯の周囲の汚れ(プラーク)の付着状況を調べ、歯周病の進行状況を確認します。
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咬合検査
顎の形・上下の顎の大きさやズレ・歯の傾斜角・バランスなどを把握し、顎態分析を行います。現在のかみ合わせで生じている問題を可視化して確認します。
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顎関節検査 - アルクスディグマ®
顎の動きを調べる[アルクスディグマ®]を用いて、顎の動きや各部の位置関係を視覚化し、顎の状態を把握します。理想的な顎の位置と実際のかみ合わせとのずれを確認できます。
全ての検査を行うために、
何度か通院していただく必要があります。
しかし、患者様1人1人の状態に合った最適かつ
科学的根拠に基づいた改善治療を提供するために、
どうかご協力ください。
個々人の検査結果に合わせた総合的な治療 治療の流れ
精密検査の結果を基に治療計画を作成します。
具体的な治療方法は個人によって異なりますが、基本的な流れは同じです。
治療を行うことで、下の写真のようにお口を審美的・機能的に回復させます。
![治療 ビフォーアフター](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/flow-top1.jpg)
![治療 ビフォーアフター](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/flow-top2.jpg)
-
現在の歯の状況・歯周環境の確認(目安:2週間〜1ヶ月)
まずは口腔内の検査治療を行い、虫歯・歯周病の状態確認や、保存可能な歯の選別をします。既に治療を受けている歯であっても、中が虫歯になっている事は少なくありません。
レントゲンをとっても、金属と重なり、正確な状態が分からないことも多いため、疑わしい歯は1本ずつチェックしていかなければなりません。今後、治療進めていくなかで、どの歯を残せるか、どの歯を治療しなければならないか見極めることは非常に大切です。
確認を終えるとSTEP2へ移行します。
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確定診断
今後の治療計画に関する治療費や期間の提示・説明を行います。
患者様の疑問やご相談事をじっくりお話し解消した上で、合意をいただければSTEP3へと移行します。
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初期治療:歯周環境の改善(目安:3ヶ月~2年)
STEP1で選別した保存可能な歯について、必要な治療を行います。
虫歯がある場合は虫歯治療を、また歯周病が進んでいる場合は歯周病治療を行うと同時に歯科衛生士による衛生指導を行い、歯周環境の改善を行います。また欠損している歯については、ブリッジ治療や入れ歯治療、またインプラント治療で欠損部分を補います。
埋め込みの土台となる骨や歯茎の状態が悪い場合は、まず骨造成など土台作りから行います。歯並びの悪さがかみ合わせに影響している場合は、歯列矯正治療を行ってバランスを改善していきます。
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かみ合わせ改善:咬合調整(目安:3ヶ月~1年)
STEP3で歯を整えた後、本格的なかみ合わせ治療に入ります。
顎関節の状況や、下あごの動き方(普段のクセ)などを確認し、STEP3で入れた仮歯の形状や高さを細かく調整しながら正しいかみ合わせに整えていきます。
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かぶせ物作製~装着:補綴設計(目安:2ヶ月~6ヶ月)
最善のかみ合わせに向けて、インプラントの上部構造など形やバランスを細部まで綿密に調整しながら作製したセラミックのかぶせ物を最終的に作製・装着させて、治療完了です。
通常の歯科医院では外部の技工所に製作を発注していますが、当院は院内に専用のデンタルラボがあり、院内技工士が常駐しています。
そのため、必要に応じて実際に技工士が患者様のお口の状況を確認させて頂きながら、より審美性・機能性に優れた、患者様の口腔内のためのセラミックを作製いたします。
治療直後だけでなく5年、10年後でも健康でいられるよう
口腔内全体のバランスを見て緻密な治療計画を考えるため、
数年単位の計画が立つことも少なくありません。
途中で通院をやめてしまうと、せっかくの治療の効果が十分ではなくなってしまいます。
本気の治療計画を考えるからこそ、
患者様にも最後まで付き合っていただける本気の心をお願いしています。
生活の豊かさと密接する歯だからこそ、より良い選択を
現在のお口のストレスを解決したい方、
これからの健康を考えたい方
- しっかり噛めない、歯ぎしりがひどい
- アゴが痛い、アゴの関節が鳴る、口が開きにくい
- 歯科治療後の不調
- これからも歯の健康を保ちたい
- 少しでも多く歯を残したい
- 何歳になっても自分の歯でおいしく食べたい
![医療法人翔己会 理事長](https://oral-care.shoukikai.jp/cms/wp-content/themes/oralcare/assets/images/top/chairman.jpg)
理事長 甲斐 智之
生涯に亘って健康な歯で、
楽しく充実した毎日を過ごして頂きたい。
そのために当院では、患者様に合わせた「高品質かつ最適な治療」を受けて頂けるよう診療体制を整えています。
“早く、安く” をうたう歯科医院もありますが、当院では “じっくり、しっかり” が基本姿勢です。表面的に出ている問題症状の早期解消はもちろんですが、「かみ合わせ」など、症状の根本原因やその他口腔内の問題に対する治療プランもご提案することで、10年後も笑顔でいられる口腔内づくりをサポートいたします。
歯やお口に関する不安や疑問など、何でもお気軽に当院にご相談ください。
略歴 |
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